top of page
検索

仲間

前回のブログで触れた、人間にとって仲間がどうして重要と考えているかを書いてみたいと思います。


AIはこれからどんどん進化し、飛躍的になんでもできるようになる可能性は高いため、近い将来人間に頼ることはなくなる世界が待っている可能性は高いと考えています。

私は人間であることの意義を持たせる仕組みができるとしたら、これからの十年が最後のチャンスとなる可能性も充分にあると考えています。なお、同じようなことを有名な知識人の方々が言っている気がしています。(例えばホモサピエンス全史のハラリ博士とか、ライフ3.0のテグマーク博士など)


幸福な社会では、仲間がいてお互いに交流していること(所属するコミュニティがいくつかある)に意義がなくてはならないと考えております。


資本主義の発展により便利な都市に人々が収斂した一方、個別の人間関係は希薄になりつつあるのがこれまでの傾向ですが、デジタルによりその流れが加速してしまうとAIとしか生活しない人間(下手をすれば一生)が多数いるという1つのディスピアとなりうる由々しき兆候があるのも事実です。これでは、人間はもはやAIの奴隷とみなすこともできます。有名な洋画「マトリックス」で描かれたような世界観と同じになるのではないかという危機感を持っています。


人間が人間であることを確認できて幸福を感じることができる一種のコミュニティを、デジタルを活用してどんどん誕生させていきたいです。

つまり人間はAIだけでなく同じ人間にも頼るべきであり、それが真の幸福の姿だと常に考えています。これが正しいのかどうかは、まだ私にも確信がない(なぜなら、AIはなんでもできる可能性がありますで)ですがこれから色々な人々と議論をしながら開発していくプラットフォームに反映していきたいと考えています。


藤井秀樹

パクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社 取締役

パクテラ・アジアパシフィック・ホールディングス株式会社 

パクテラ デジタル イノベーション最高経営責任者


閲覧数:19回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page