オリンピックでも少し話題になっているテーマだそうですが、中国が発行している
CBDC(=Central Bank Digital Currency) がオリンピックと同時に実証実験をしているそう
です。
通貨は常に、その時代の最先端技術が使われるという法則があり、これだけデジタルが話
題になっている中で、通貨がこれまでの紙幣や硬貨の形から、デジタルに変換されるのは
時間の問題と言えます。
日銀も検討は開始しているそうですが、まだ課題が多いということで、先行している中国
などと比べていると遅れていると言わざる得ないのかと思います。
仮想通貨のこれまでの事例を見ていると、特に発展途上国では普及が早そうな印象を持っ
ており、中国がいち早く普及するCBDCを開発することができると、一気に普及する可能
性はあるのではないかと思います。
デジタルカレンシーには強固なサイバーセキュリティ技術も必然となるかと思いますので
、これからの国力は改めて、デジタル技術の差でももしかしたら、CBDCの普及力も違っ
てくるのかなと想像してみたりしています。
となると、イスラエルなどがCBDCを開発したら経済力とは別の軸で普及したりすること
もあるのかなと、CBDCは一種の技術のオリンピックと言えるのではないかと思ってみたりしています。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者 CEO
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