壮大ですが、いつか誰かが挑戦して実現をする必要があると想定しております内容を本日は書いてみます。
ベンチャーキャピタルなどに話しても、まずは資金調達の議論にならないレベルの内容ですので、誰が挑戦して実現するかについては別の議論もしていく必要はあるかもしれませんが、、、
今後の社会が、仮にWeb 3.0型に移行していくとしたら、Web3.0型のビジネスモデルを駆動させるインフラが必要だと考えております。
メタバースのと呼ばれるテーマは、Web 3.0型のインフラとセットで開発されるべき、新しい空間であると考えております。
Web 3.0あるいは今後のデジタルにおいて重要なテーマは、サイバーセキュリティと個人情報の扱いの2つだと考えております。
2つのテーマとも、既に民間の各個別企業が検討するテーマとしては難易度が高く、実質的に国のレベルでかつ軍事のレベルで検討しないと難しいテーマだと考えております。(既にそのように言われているかと思いますが)
前置きが長くなりましたが、
Web 3.0型の軍事レベルのサイバーセキュリティを誇るメタバースが今後、私は必要であり誰がか実現を目指すべきだと考えております。
テーマとして
1)個人情報をネットワークで管理するWeb3.0型の情報銀行
2)物理的な意味でのサイバーセキュリティ (メタバースの入り口と出口を守ることが必要)
3)軍事レベルのサイバーセキュリティに守られたデータ交換および、決済基盤
(決済の基盤については、デジタルの意味で法定通貨や仮想通貨と呼ばれるあらゆるデジタルを活用した通貨がターゲットだと思います。)
4)Web3.0型の本人確認および不正検知の仕組み
5)データを活用するという意味で、AIを活用したスコアリングモデル
6)メタバースの共通通貨の議論 (ステーブルトークンやそもそもCBDCとの関係)
などが、実現に向けて整理されていく必要があると想定しております。
Web 2.0には巨大資本を持つプレーヤー(つまりGAFAM)が多数存在しておりますが、Web 3.0にはまだ明確なプレーヤーが出てきているわけではありませんので、本日私が書いたような世界は誰かがトライして実現を目指すべきだと考えております。
なお、私は現在、本日書いた内容に挑戦しております。
道のりは遠いと思いますが、過去ブログで触れた
山下に出泉は蒙なり
(つまり、初めは小さな湧水でも最終的に海に到達する頃には立派な流れとなる)
を実現していきたいと思います。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO