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AIがもたらす雇用環境

私はAIにより終身雇用制度の崩壊は加速すると読んでいます。


終身雇用も崩壊しますが、今のAIの進歩のスピードを考えると少なくとも十年後に今とは全く異なる雇用環境が現れると想像しています。


新しい雇用環境では、1つの会社ではなく複数の会社やテーマ毎に臨時のチーム(つまりギクワークスと呼ばれている)で働くのが普通になるはずというのが私の持論です。

私は社会人になってから約二十五年になりますが、これらは新人の頃から定期的に社会で議論されているテーマであると思われます。


なお、私が一番初めに入社した会社では現在でも同期の方々が残っており確か30%程度は残っているようですが、70%の方々はそれぞれのキャリアをそれぞれ追求されていると聞いています。(同期会があったら参加してみたいですが、どうも本当にないようです…単に呼ばれていないだけであれば寂しいですが(T_T))

さて、私が社会人になった頃(1996年)は、まだ終身雇用が維持される雰囲気が辛うじて残っていた印象ですが、現代はもうそのようなことを考えている人々はかなり減ったのではないかと感じています。それがこのあとの将来、AIの登場により確実に加速すると予測しています。


私が創造したコンサルティング会社においても新卒の方々はだいたい三年経過すれば退職して新しいチャレンジをされている印象ですので、極端な例かもしれませんが、五年以内には辞めて新しいチャレンジをするのがこれからの社会のスタンダードになっていくのかと思います。石の上にも三年という言葉は通用しない世の中になりますが、私はそれでも良いと考えています。(退職していった方々と必要に応じて、違う形で仕事ができれば良いと考えています。)

また、特定の会社だけで働くというのが、今は主流ですが、複数の会社を掛け持ちするというのがこれからはスタンダードになると考えています。

終身雇用が崩壊するとすれば、特定の会社だけでキャリアを積むのはリスクとなりますので、複数の会社で働きリスクを分散していくというのは当然の方向性だと私は考えています。


今回立ち上げる会社では、デジタルの会社であるという特性もあり色々な働き方をする人々を集めていきたいと思います。


終身雇用が確実に崩壊する前提で、色々な経験をできる仕組み、場合によっては、起業も自由にできるような仕組みそんなエコシステムの構築を私は目指していきます。

AIの進歩により先述の通り、本当にディストピアな社会が到来する(人間の仕事自体がなくなる)可能性があります。私は人間が挑戦できるユートピアにしたいと考えており、エコシステムの世界を可及的速やかに構築せねばならないという志を抱いております。


藤井秀樹

パクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社 取締役

パクテラ・アジアパシフィック・ホールディングス株式会社 

パクテラ デジタル イノベーション最高経営責任者


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