AIを活用するチームを立ち上げることの検討を始めました。
既に、多数のAI関連の企業がありますが、私が具体的に狙いたいのは汎用的というよりは、より具体的にAIを活用するテーマになります。
なお、汎用的なテーマだとGAFAMと呼ばれるプラットフォーマーが主に狙っている領域になりますので、私が狙うのはプラットフォーマーが開発してくれた技術を特定の産業に具体的に適用していくことを狙いたいと思います。
自律分散型の情報銀行というコンセプトの実現を私が目指していることは過去何度か触れておりますが、そのコンセプトの自律の部分を実現する技術が、特定の産業を解析するAIになると考えております。
事業会社、例えば保険会社が提供している保険商品について顧客に説明している書類である約款ですが、専門性が高い書類であることは否定できず、完全に消費者が理解しているということは皆無に近い状況です。
AIを活用し消費者に代わり、保険会社に対して提供されているサービスを受益できるように働きかけるAIを開発したいというのが私の想いです。
同じようなアプローチ（消費者に代わり、企業のサービスをAIで解読して代理でサービス要求する）で多くの課題を解決できるのではないかと考えている次第です。
このテーマに特化したチームとサービスをどちらかと言えば、企業に対して提供する会社を立ち上げることを検討開始しました。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO