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AI時代の人生の意味

AI時代の必然のテーマ(AIが人間にできることは全てできるようになるとすると、人間に残るのは何か?)になりますが、我々人間の人生の意味について書いてみたいと思います。


少々哲学的にはなりますが、あなたの人生の意味は?と聞かれてどう答えますか?


ひとつのテーゼにはなりますが、幸福を追求することとなるかと思います。(人により色々な答えがあって当然ですが…)


それでは、幸福をデジタルで追求する私自身がその答えをどう考えているかを説明したいと思います。


デジタル(AIの意味で使っています)とは言い換えれば高度なアルゴリズムであるとも言えますので、人が定義をしないとAI自体では高度なアルゴリズムも開発できないため、自ずと考えていく必要があるテーマです。

「人生の意味を追求すること」と、

「社会の幸福を追求すること」

はほぼイコールかなと今は考えています。(少なくとも私にとっては)


歴史上の色々な哲学者が考えてきた諸問題がデジタルにより新たなステージにきているのが現代の世界だと思います。つまりAIによって人生の意味および幸福の意味を追求することが可能になる、すなわち歴史上は貴族と呼ばれるような一部の階級にしか許されなかったことが、ほぼ全ての人々に可能になる(考える余裕が産まれる)時代ということになります。

「幸福とは」という問いに対し、各個人から見たら、仲間がいて、健康であり、そしてお金の不安がないことであるというのが、私がデザインしているシステムの設計思想になりますが、社会全体で考えると最適な答えにはまだ至らないと考えています。このままだと利己的な社会を招く可能性があります。


利己的な社会は早晩、社会全体の崩壊を招く(例えば、地球温暖化により地球上には人がほとんど住めなくなるというリスクはもうすぐそこにある現実等)可能性があります。自分だけが良ければ良いと考える独善的で未熟なレベルの人々が多いと、本当に近い内に社会は崩壊するはずであり、社会全体の意識を利他的にする必要があると私は考えます。

例えば、自動運転でよく論点になるテーマでトロッコ問題というのは有名です。

私は、AIが究極の選択を強いられた状況(自分を犠牲にするか他人を犠牲にするか選択が迫られた時)において自己犠牲をしてでも社会全体の最適解を選ぶような定義をする人々が多数いるといった成熟したレベルに社会全体が至るようにするしかないと考えています。

生物は利己的に設計されているようなので、矛盾でしかないですが、人間だけがこれまでの地球の歴史において利他的な行動をするようです。社会全体が利他的でありながら、各個人が幸福(現時点では、仲間、健康、お金の不安がない)を享受できるようにすること、そのように社会を導くデジタルプラットフォームを開発するというのが私の設計思想になります。


少々自問自答的なアンチテーゼにはなりますが、究極的には人生には意味がない、物語などないと考えるのが正しいというのは少なからず真実だと思います。私は、「色即是空、空即是色」という言葉をよく使いますが、人生とはそういうことだと思うときがあります。それでも社会全体の意識レベルを上げて、私は各個人が幸福を追求できるようにすることに夢を感じています。


現在のテクノロジーつまりデジタル(AI等)を活用すると私が考えていることは既に実現可能な射程に入っています。同じ夢を持つ人々を集めて実現することが起業家である私の使命(生きる意味)と考えています。


あなたの人生に意味をみつけていますか?


藤井秀樹

パクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社 取締役

パクテラ・アジアパシフィック・ホールディングス株式会社 

パクテラ デジタル イノベーション最高経営責任者


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