DeAd≒DeFi
DeAdと呼んでいる概念について本日もっと掘り下げて考えてみたいと思います。
De=Decentralized
Ad=Advertisement
ということで、分権型の広告モデルという概念です。
各個人は個人情報の価値をこれまで中央集権的な組織に吸い上げられてきましたが、分権化することでその価値を各個人に還元することを目指すモデルということになります。
既に存在しているモデルだと、Defiが非常に類似していると考えております。
各個人が担保にするのは価値があることが保証されている個人情報を担保にしてリターンを得るモデルということで、現在話題となっているDefiのビジネスモデルが類似していると思います。また、中央集権的ですが、情報銀行と呼ばれているビジネスモデルも近いということになります。
個人情報の管理を各個人にして頂く代わりに、個人情報の価値を各個人に還元するといモデルを成立されるためには、
1)KYC/AML
2) データロッカー(あるいは確実なデータ交換)
がインフラであり、その価値を評価する指標である
3)スコアリング
が必要となると考えております。今回のプロジェクトで私が目指しているのが実はこのインフラであり、ブロックチェーンの世界ではオラクルに分類されるプロジェクトとなるようです。
スコアリングに対して色々なサービスを、スマートコントラクトを前提に提供していくのが次の目標となります。中でもDeAd(及びDefi型のマイクロファイナンスモデル)がまずは実現するべき第1号サービスと考えております。
各個人は、プラットフォームを活用すればするほどメリットがあるような仕組みにしたく、スコアリングが高いと
DeAdで高い収益を上げることができるDeFiでも高い収益を上げる状態を目指していきたいと考えております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO