Govtechの可能性
Govtechというテーマに最近注目しております。
私はGovtechとは民間と政府が一体となって社会を変革していくことを指していると定義されています。
あまり事例がないと聞いておりますが、実際に今回立ち上げに関与したスマートコントラクト推進協議会では、自民党の議員が集まって結成されているスマートコントラクト議員連盟とセットですでに立ち上がっております。
つまり、実証実験を協会で行い、実証実験の結果を議員連盟に対して直接訴求することができ、政策提言や自主規制ルール及び新しい法令の提言も可能な形になっております。
各省庁とも議員連盟を経由することで密に連携することが可能となっており、まさに官民一体の取り組みを行うには最適な体制が整備できたと思います。
私はこれまで、国と直接仕事をすること、また官僚の方々と直接お会いすることはほぼ無かったですが、今回の取り組みによりこれまでに無いチャンスをいただいたことになります。
官民が一体となって、デジタルで日本を変革していくという流れは今回のデジタル庁でも言われている流れですが、これから、どんな成果が出せるかは勿論不明です。しかしながら、チャンスを頂いたことは事実であり、もっと日本をよくする活動に関与できるようにしていきたいと思います。
Govtechがもっと注目されるようにしたいと思います。なお、考えてみると私が関与してきたFintechには規制をどう考えるかは最重要テーマなので実は最高のチャンスを私は頂いているのだと感動している次第です。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO