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Society5.0

日本の政府(内閣府)が提唱している概念としてSociety 5.0があります。

(過去に取り上げた気も致しますが

メタバースのブームに押されてあまり目立たなくなった気もしておりますが、政府としてもこちらの構想も押していきたいそうです。



私の中では、Society 5.0とWeb 3.0も同じ方向にある気がしております、またメタバースがここまで人気になることは、Society 5.0が提唱された数年前には想像できませんでしたので、今後、Society 5.0にメタバースやWeb 3.0の考え方が反映されていく流れになるのではないかと想像しております。


元々、デジアルIDを活用してデータ連携をしながらも個人情報の主権は個人にあるようなデジタル政府を実現しているエストニアをモデルケースにして恐らく(こちら推定ですが)Society 5.0は考えられたと推定しております。


なお、デジタル政府の考え方は私は、Web 3.0に近い、少なくともデータの主権を個人にするところについては、課題はガバナンスを分散型にしていくという部分がどのように整理されるかかと思いますが、

Society 5.0において提唱されている

デジタルツインと呼ばれる現実世界を正確なデータコピーをデジタル空間に再現して、現実の世界とバーチャルの世界を改善(よりよくしていく)という考え方は、現在のメタバースの議論においても当てはまるテーマだと思います。

ここからは、私の仮説(推定)となりますが、

欧州で進められているGAIA Xのようなデータ交換基盤を日本は独自に開発するのか、もしくはそのまま活用するのかという議論がかなり重要な論点となると思います。


どちらが良いかは判断できないですが、少なくとも世界とデータ交換をしていくと考えると必然的にGAIA Xは無視できないと思います。少なくともデータ連携はするのかと思います。

Society 5.0も政府が本気だとすると、メタバースやWeb3.0はますます盛り上がる流れになるのかと思います。


なお、私はSociety 5.0が提唱していることには賛成であり、私にはWeb 3.0も同時に成立するように検討されていく(その技術的な論点がGAIA Xのようなデータ交換基盤=恐らく一番重要なテーマの1つ)と良いのではないかと考えております。


Society 5.0も再び盛り上がると良いなと。



藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO



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