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VCのスタンス

日本において、ベンチャーキャピタル業界に詳しい方にお話する機会があり色々とご教授頂きました。

色々と習いましたが、整理すると以下の2つになるかと思います。



1)日本のスタートアップとしてVCから資金を調達できるビジネスモデルは?あるいは、ストーリーの書き方は?

2)そもそもWeb 3.0に対する日本のVCのスタンスは?

まずは1について、割と当たり前のことを言われました、なお、これは昔から他の方々からもアドバイスいただいて悶々と悩んでおりますので、結局同じ指摘ということになりますが、、、


収益性が高く、独自の参入障壁を作り、スケール可能なモデルであることを証明することが必要というアドバイスになります。

参考までに、当社(クロスデジタルイノベーション)の事例を当てはめると、保険という金融商品及び人間が関与しているビジネスモデルのため、収益性が高くスケール可能なモデルであることは説明可能です。(巨大な保険市場であり、ターゲットとしているエリアにおいて固定費を抑えて、限界利益が増えるモデルを構築しているため)


課題は、独自の参入障壁の部分の説明に苦労しております、私のような業界の内側にいないとその参入障壁が見えないというタイプであり、他の産業で現在実現しているモデルを当てはめると当たり前すぎて、参入障壁がないとみなされるという議論となってしまいます。


今回、アドバイスいた方とも上記のような議論となりました、、、(過去から進歩ないのですが、改めて現状を見つめることができましたので感謝しております。)


さて2ですが、ズバリ全く興味がないと考えて良いようです。調べてみて、なるほどと思ったのですが、印象として海外のVCは興味があるのかなと思っておりましたが、実はまだ評価が定まっていないようです。


Walletと呼ばれる独特の仕組み(なお、業界の方々からすれば当然)なのですが、日本ではおそらく50万人も使っていない、あるいはそれ以下ということで日本のVCが当面興味を持つことはないと割と断言されてしまいました。


なお、1と関連して、2が実は私が当初から考えております参入障壁になりますので、改めて日本のVCを口説くのは難しいビジネスモデルだなとよく理解できました。(こちらも、現状を認識できたという意味で、感謝しております)


頭の整理ができたという意味では、非常に有益な学びの機会をいただけたことに感謝しております。

このような状況ですが、ビジョンを変更する気は私はありません、進め方を微調整することはあるかなと考えたりしております。

長くなって参りましたので、改めて進め方に関しての考察は書きたいと思います。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO


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