Web3.0
改めて、整理しやすいなと思うフレームワークについて本日は書きたいと思います。
フレームワークは常にそうですが、厳密にはグレーゾーンとなる部分もあるのですが、、、
本日は、フレームワークとしてWeb2.0とWeb3.0について書いてみたいと思います。
まず、
Web2.0の特徴はデータの主権は大企業、組織の管理の方法は中央集権ということになります。
具体的なビジネスモデルは、これまでのIT業界をリード、あるいは今後もリードする可能性があるGAFAMということになります。(既に圧倒的なビジネスモデルですので、今後何か新しい挑戦者が現れるのかは誰にも予測できない状況に近いのではないかと思います。)
対して、Web3.0の特徴は
データの主権は個人、組織の管理方法は分権型ということになります。
Web3.0型のビジネスモデルの勝者はまだ見えてません。
そもそも、世界はWeb3.0を受け入れるのかもまだ不明という状況ですが、
ヨーロッパの個人情報保護法である、GDPRでは明確にデータの主権を個人に戻すように示唆していますので、今後の世界の個人情報に対する考え方の潮流はWeb3.0にフォローということになります。
ただし、残念ながら世界を見てみるとGAFAMの圧倒的な戦闘力と競うことができるWeb3.0型の企業(この場合、ネットワークと呼ぶべきか)は存在しないのかと思います。
企業の軸で考えるとWeb3.0型で有力なのは
ゲーム業界のとなりますが、ベトナムのアクシーやDecentralandそしてSandboxとなるのかなと思います。(=時価総額的に)
なお、ネットワークという意味ではイーサリウムをはじめ有力そうなプロジェクトがどんどん出てきていますが、まだまだどうなっていくのか不明です。(=なお企業の形は取っていないです)
ネットワークをWeb3.0の必須条件と考えると勝者という概念はそもそも適用できるか微妙ですので、本日のフレームワークでは矛盾があることを承知で企業体とすると先ほど述べた企業群が可能性があるということになるかと思います。
本日のフレームワークで整理すると
Web3.0型の企業(矛盾がありますが)で世界のNo1を目指すという目標を立てると実は競合が少なくて、世界最高レベルに到達できる可能性がGAFAM(Web2.0型)と戦うよりグッと高くなります。
前振りが長かったですが、私が目指しているのは
Web3.0型のリーディング企業となっていくことと整理できるかなと考えております。
私の手掛けているプロジェクト(企業含めて)は現在、全てWeb3.0型に関わっております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO