基本に立ち返るようですが、Web 3.0にはブロックチェーンの技術が深く関わっています。
ブロックチェーンが革命的だと言われて、およそ10年が経過して、ビットコインは価格変動は激しいという課題はあるものの、生き残っています。
ブロックチェーンの革命の1つが、管理者が不在でもデータが真実であることを保証できるという部分にあると言われています。
最近になっても、この管理者不在で正しいデータが保証されるという考え方がまだ理解されていない、あるいはその威力がまだ十分に社会に浸透していないのかと思います。
実際に、信頼される仕組みであれば、技術的にはデータベースを呼ばれる手法を使えば、ビットコインに近いことはできますが、データが改竄されていないことを保証する仕組みがないという課題は解決しません。
仕組み上、ビットコインのデータの確定に時間がかかる、電気代を使いすぎるという問題がフォーカスされることもありますので、
エネルギー効率の良い方法に変更するというトレンドも現在進んでいると思います。
ブロックチェーンはデジタルデータの信頼革命であり、結果として管理者が不在を実現するという取り組みですので、最近質問を受けるWeb 3.0のメリットの説明において本質的なところも説明しないとダメなのかと思い本日の内容を取り上げました。
本質をうまく伝える工夫を今後もしていきたいと考えております。
実はこれはなかなか難しいことであると思います。
努力あるのみですね。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO
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