Web3.0の3大トレンド
国内大手商社に関連した案件にWeb 3.0のニーズがあるということで議論させて頂く機会を頂きました。
改めて、Web 3.0に関があり情報を集めているので各キーワードはある程度認知されているのかと思ってましたが、まだ関心がない人々にはまだ何のことか全く理解されていない(どちらかといえば関心がない)ということがわかりました。
現在のWeb 3.0のプロジェクトの3大トレンドと勝手に思っていることを説明しました。
1)NFTの活用
もうこれはブームが去ってしまっているところもあるのでは無いかと思いますが、一方で、国内でふるさと納税などにも活用される事例が出てきているので、これからが本当のブームと言えるのかという説明をさせて頂きました。
2)メタバースの活用
こちらについては、この1年で最も注目されているキーワードの1つですので、どのようにWeb 3.0に関連してくるのかを説明しました。Web 3.0が普及するにつれて、自ずとメタバースにも色々なワールドが登場するのかという議論をしていく必要があると解説しました。(逆に、メタバースが普及してもWeb 3.0のようなニーズが出てくるとも説明しました)
3)トークンエコノミー(特に、稼ぐトークン)
ゲームして稼ぐ、歩いて稼ぐ、金融モデル的に稼ぐと色々なパターンが登場していますが、Web 3.0のトレンドとして、トークンが稼げるというのが人気なのは間違い無いかと思います。
どのように稼ぐかという部分で色々と登場しており、今後もその方式は増えると想定しているという意見を説明しました。

このようなトレンド以外にプロジェクトの進め方として、当初からグローバルを目指して進めるのか、国内だけで進めるのかについても考え方が大きく分かれるという意見を説明しました。
国内プロジェクトと海外プロジェクトの違いは純粋にマーケットの大きさであり、国内の法令がまだ整備されていないことを考えても、海外マーケットを中心にプロジェクトを展開しながらも国内にも展開するモデルを検討した方が、Web 3.0のプロジェクトとしては規模の観点から有利と想定していることを説明しました。
改めて、国内の企業(しかも大手)がWeb 3.0を検討するトレンドがあることが変化の兆しと感じております。
まだまだ、課題が多数あると思いますので、議論した結果まだ早いと残念ながらなることもありそうでしたが、検討されること自体変化の兆しだと思い、推進したい私としては嬉しい限りです。
頂いた機会と人脈に感謝しております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO