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web3.0の個人のメリット

前回に続いて、Web 3.0の個人から見たメリットについて書いてみたいと思います。


データの価値を還元すると言われても、いまいち各個人から見たらピンとこないと言われるという課題については前回触れました。


今回は、今後予測されているメタバースの時代において、色々な情報を扱えるようにするためにはどういうことが言えるかについて触れたいと思います。


理想としては、デジタル経済圏として、色々な世界を旅できるような世界が理想だと思うか、特定のデジタルジャイアントに支配されている状態を理想と考える(特定のルールのデジタル経済圏)かで答えが変わるのですが、


現在のGAFAのようなジャイアントに支配されても各個人から見たら関係ないという状況であれば、個人から見たら色々な世界を旅できるようなメタバースの世界というのは必要ないのかもしれないと思います。

デジタル空間でも各個人が支配を受けない自由である方が良いと考えてみると、必然的にデータの主権を各個人に取り戻しておかないと、メタバースの時代においても強力な支配者が出てきてしまう可能性が否定できないというのが課題であり、考え方としてWeb 3.0が提唱するようなデータの主権を個人に取り戻すべきてあるという考え方となります。

各個人から見たメリットが、データの主権であるという説明(あるいは議論)が確かにわかりづらくかつ、メリットを直接訴求しずらい、なぜなら、GAFAMの強力なフリーのサービスに支配されている現在のユーザー(顧客)に訴求するのは難しいと思います。

メタバースのルールが標準化される過程で本日議論しております、個人(ユーザー)から見た場合のWeb 3.0のメリットの考え方も何らかの収束をしていくかと思います。

誰でも使えるという概念、インクルージョンと呼ばれる世界中の誰でも使えるサービスを考えるとWeb 3.0の考え方は親和性が高いのですが、便利なWeb 2.0のサービスに慣れている先進国の方々には訴求しづらいのかと思います。


デジタルを活用してよりフラットな社会を目指すなら、現段階でWeb 3.0のような考え方が必要ではありますが、でもその具体的な答えは見えていないということになります。


今後も、継続して考えていきたいと思います。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO


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