X Road Initiative
私が挑戦していることを違う切り口で考えてみたいと思います。
いつも、書いておりますが実現したいのは自律分散型の情報銀行です。
このビジネスモデルでは、情報の主権を個人に取り戻すことが目標となりますが、各個人の信頼をデジタルで表現できるようになります。
つまり、これまでインターネットの世界では信頼はお互いに無い状態でビジネスをするのが前提でしたが、自分の信頼をデジタル化している状態でビジネスをすることができるようになります。
また言い換えれば、信頼を価値に変えて、各個人がインターネット経由で直接取引を色々な第三者と行うことが可能となるという言い方もできます。
信頼を価値に変えていく上で、暗号資産(つまりブロックチェーンのような仮想通貨)を使った取引を活用して独自の経済圏を構築することになるとも言えます。
私が目指していることは、信頼をデジタル資産で価値に変換した経済圏を作ることと表現することも可能であり、一種の新しい国家を作るのと同じであると表現することも可能です。
故に、日本と同じ経済規模の経済圏を作ることができたら、その価値はGAFAMの合計価値の600兆円を超えるものになるのではないかと夢を膨らませている次第です。
私はこの挑戦をX Road Initiative(エストニアの事例から着想を得ましたので)と呼ぶことを考えております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO