XDIのスタートアップの成功について
スタートアップの成長ステージについて本日は書いてみたいと思います。
一般的に初期のタイミングで達成するべきは、売り上げを上げるビジネスモデルを確立すること、そして、そのビジネスモデルを安定的に成長させる方法を見つけること(=一般的にプロダクトマーケットフィット(略してPMF)と呼ばれます)になります。)
PMFを達成できたら次はスケールと呼ばれる規模を大きくすることになります。このタイミングでは、マーケティングコストを集中的に投下してスケールアップを目指すことになります。(シリーズAと呼ばれるラウンドで資金調達します。)
クロスデジタルイノベーションでは、PMFはクリアしましたので次はスケールに成功できるか挑戦することになります。一般的にスケールする場合に課題になるのが、人材の採用となりますが、ビジネスモデルとしてプラットフォーム型なので、人の数は今回問題にはなりません。プラットフォームを目指している関係で少ない人数(少ない人数でも採用できるかという問題はありますが)でオペレーションをしっかりさせながらマーケティングコストを投下していくことが可能となるかが、今回の挑戦ということになります。このラウンド(シリーズA)ではPMFしたプロダクトがスケールアップ可能であることを証明することが主眼になります。
仮に、スケールアップできることを証明できたら、次のラウンドを行うスタートアップが多く更に、プロダクトに磨きをかけると同時にマーケティングを強化するというのが一般的に行われるパターンだと思います。(シリーズBと呼ばれると思います。)
クロスデジタルイノベーションでは、恐らく次のラウンドは必要なく、シリーズAで調達した資金でスケールを継続的に行うことができるのではないかという仮説を持っております。
プロダクトを更に充実させる戦略を取ることももちろんできますので、その場合には、もしかしたらシリーズBを行うかもしれませんが、今のところシリーズAを成功させることで、スタートアップとして完全に成功できるのではないかと想定しているのがクロスデジタルイノベーションということになります。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO