全国のお客様のご愛顧やFPの皆様、スタッフのおかげで、順調に次のラウンドに入っております、クロスデジタルイノベーション(XDI)ですが、現在悩んでいるのが、企業価値の算定です。スタートアップの評価には色々なモデルがあると思いますが、メインは将来のキャッシュフローを予測して、割り出すDCF法だと思います。
いろいろな理屈をつけて算出するのですが、全ては仮定を置いて出す部分がありますので、どの程度その価値が妥当なのかは常に議論となるのだと思います。
元々、私は証券アナリストでも一応ありますので、企業価値の算定方法は理解しています。
故に、自分で計算してみることもできますので、今回はあえて、自分でやってみました。
外部のプロに頼むと300万円程度かかるようで、自分でやった方が早いということで、自分で参考試算しました。
その結果は、現時点で私が一番あり得そうと思っているシナリオを前提にして、リスク(割引率)を低いとみて算出すると、3,600億円という結果になりました。
なお、ビジネスモデルとして私が主張しているほど、割引率つまりリスクが低いのかが論点に早速なるかと思いますが、私の視点だとそれほどもうリスクは残っていると思えないため、20%を仮定しておりますが、実際には、70%という割引率を使うのが一般的なようです。
そうすると、企業価値は、いきなり10分の1の約300億円となります。
なお、今回目指しているのは、5億円程度の調達でダイリューションを10%程度と考えていますので、企業価値の目標は50億円ということになります。
故に、300億円や3000億円の評価はあくまで参考ということになりますが、
ビジネスモデルのリスクが低いということが証明されれば、近いうちにユニコーン企業と評価されても良いということになるかと思います。
まずは、このラウンドを成功してから次を考えたいと思います。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO
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