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「ゼロから1」と「1から100」

「ゼロから1」と「1から100」のどちらが難しいのか?

企業の新規事業、スタートアップの立ち上げ時に論点となるテーマです。

(事業のフェーズを数字で比喩的に表現しています。)

なお、一般的にはゼロから1が難しいと言われております。

リーンスタートアップという教科書があってもその成功率はあまり上がったという話は聞きませんが、私の意見ではやはりコツがあると思っております。

つまり、ゼロから1の事業アイデアを磨くプロセスには明確にコツがあり、そのコツをマスターしたらある程度誰にでもできるのではないかと私は考えております。

なぜ、難しいと言われるかの私なりの仮説ですが、自分でやってみてもわかることですが、ゼロからのスタートであるがゆえに、すぐに関係ないテーマに手を出したくなるから(ゼロからなのでコストがかからないか、低コストで可能)だと思います。

実際に、資金調達に成功している日本のスタートアップに多く関わっていると自分では思っておりますが、間違いなくゼロから1の間の必須のKPIと呼ばれる

PMF=Product Market Fit

を達成していないか、達成する前に既に関係なさそうな事業に手を出しています。

私の考えるゼロから1のコツは、

集中してPMFを達成することである、

しかも、最小限のコストで達成すること

となりますが、これが簡単ですが相当難しいことであることは、私もわかっていますが、実は1から100と比較すると簡単なのではないかと思います。

ゼロから1はその性質上

個人技であり、

1から100はチーム戦に代わるということもあり、本来比較は難しいテーマだと思います。

サラリーマン経験の長い方から見たら、1から100には慣れていますが、ゼロから1はあまり経験がない故に、難しいと言われる部分があるかもしれないと私は考えております。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO


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