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アナログな話

デジタルなネタ(特に、AIの重いテーマ)を最近は主に取り上げておりますが、今回は軽くて少しアナログな話を書いてみたいと思います。


将来はAIが活躍するということはご理解いただけたかと思いますが、現在のアナログな状況あるいは、目前にある課題をどう打開するのか?についてはこれまで説明しておりませんでしたので、たまには触れてみたいと思った次第です。


本ブログの使命を定義するとしたら、「社会全体を幸福にするためにデジタルで何ができるのか考察していくこと。」に尽きるかと思いますが、私の学習も進んでいくと思いますので、定義から時々脱線することもあるかと思いますが、その時々で考えたことを思いつきで書いていきたいと思います。


デジタルと関連が強いアナログなネタといえば、手書きの文字を人間と同等以上の精度で読み取れるか?というテーマは現時点でのAIブームを起こした立役者の一つだと思います。

AI OCRと呼ばれているテーマを頑張っているスタートアップは私の周りにも多く存在しており、4年前に起業したスタートアップ(当時は、AI OCRの意味では初期に手をつけた会社の1つであり、私が立ち上げたコンサルティング会社と創業時期がほぼ同じ)も東証マザーズに近いうちに上場すると聞いています。最近は、AI OCRを頑張っている会社はスタートアップや上場をしている会社でも一時期よりかなり増えたという印象です。

あまり夢のないテーマなので、AI OCRはそんなに必要ないのではと常々思ってきましたが、現時点でははっきり言って人気があるテーマであり、商売としては成り立っているのだなという所感です。


人間が判読できるレベルとAIが同じレベル以上になるかという質問をされたらその答えは「Yes」であり、仮に人間が読めるならAIも読める時代が既に到来していると思います。

後の課題は、実はその費用対効果次第だと考えています。

2020年の現時点だと実はまだ費用対効果には少々不安があり、テーマによってはAI OCRは採算があわないケースもあるかなというのが正直な印象です。


当初はAI OCRにかなり悲観的な印象でしたが、仮に費用対効果が成り立つなら積極的に利用するべきだと考えており、近いうちに採算は合うようになり、もしかするとそれが今年かもしれないと考えている次第です。


確かに手書きの文字を読みとりデジタル化するという仕事は世の中に多数存在しており、AI適用の共通のテーマの一つではあると考えている今日この頃です。


藤井秀樹

パクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社 取締役

パクテラ・アジアパシフィック・ホールディングス株式会社 

パクテラ デジタル イノベーション最高経営責任者



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