最近勉強を始めたテーマですが、というキーワードについて本日は触れたいと思います。
フィンテックの発展系が現在、エンべデットファイナンスと呼ばれるようになっている模様です。
非金融の業界が、金融業界のサービスを提供できるようになることを指しているイメージですが、日本語に訳すと、金融サービスを埋め込むこととなりますので、あらゆる産業が金融業化するという考え方になるかと思います。
デジタルの進歩により、どんどんその方向に向かうはずだと予測していたのが有名ベンチャーキャピタルのa16のストレンジ氏が2019年に提唱された概念が現在発展してきていることになるそうです。
具体的にどんな事例がと思いましたら、Uberなどのサービスがそうで、決済がサービスの中に組み込まれており、顧客が意識しなくても金融サービスを使っているような状態になっていることを指していると解説されていました。
金融ライセンスを持たないと提供できなかったサービスが、規制と技術の進化によりどんどん、非金融業のサービスに組み込まれていき、あらゆる企業がフィンテック企業になるというのが、ストレンジ氏の主張となっており、
今後、消費者から見たらもっとワクワクするサービスが登場してくるはずだというのが、彼女の主張であり、私もなるほどと考えている観点です。
金融サービスをパッケージ化していろいろなサービスに組み込んでもらうという考え方は、既存の金融サービスを提供している企業から見ても魅力的な話だと思います。
銀行のサービスはBaaS
保険のサービスはIaaSと呼ぶそうですが、その言葉自体は少し国内でも有名になっている印象です。
フィンテックの新しい進化ということで、今後注目されるキーワードになりそうなのが、
エンベデットファイナンスということになるかと思います。
私ももっと研究してみたいと考えております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO