9月に設立したXUP(クロスユニバーサルプラットフォーム)ですが、戦略について説明しておりませんので、触れてみたいと思います。以下のの作戦(戦略?)を考えております。
1)エストニアのプロダクトを輸入する
2)スマートコントラクト、ペイロールカード推進協議会を有効に活用する
まず1)ですが、
エストニアでは過去も触れましたが、国全体の仕組みとして、デジタルID及びデータ交換のしくみが普及しております。日本と比べると確かに小さい国ですが、アプローチは日本にも適用できると想定しており、プロダクト自体の完成度は高く(データ交換のX-RoadやデジタルID)は日本に輸入して使えばよいのではと考えております。
これにより、開発に伴うリスクを激減させることが可能となり、事業のリスクを大幅に減らすことが可能となります。
日本の場合は、マイナンバーを有効活用することが非常に重要と考えており、エストニアの仕組みに加えて、マイナンバーを如何に活かすかを研究していきたいと思います。
次に、2)ですが、
目指しているのが、スマートコントラクトの普及及び、ペイロールカードによるネオバンクの実現となりますので、協会で整理されていく規格や法整備の内容をビジネス要件として取り込んでいけば、これまた要件が変わりビジネスの見直しをする必要があるなどのリスクを低減させることができます。
プラットフォームとしての難易度は高いテーマですが、大幅にプロジェクトのリスクを減らす作戦(戦略?)を取り入れておりますので、ビジネスとしてすごいチャンスを頂けているということも言えますので、引き続き頑張っていきたいと思います。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO