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スコアリングモデルの特許に関して

ビジネスモデル特許を取得したスコアリングモデル、トラストスコアと呼んでおりますが、本日は特許の内容について少し考えて書いてみたいと思います。


金融の営業で一番有効な方法が、紹介と言われております。その理由は簡単でして、信頼を補完する方法として一番有効なのが、紹介してもらうことであるからです。


また、インターネットの時代においては、実は信頼については伝達することができないのが弱点で価値を伝達することができないことが課題であると言われております。なお、ブロックチェーンの登場で、インターネットを経由して正確なデータ(厳密には改竄できないデータ)を伝えることが可能となり信頼を伝達できる可能性が出てきたと言われています。


私としては、信頼を何らかの方法でスコアに変換できたら、初めて会った者同士でもよりスムーズに取引が成立するのではないかと考えてトラストスコアのアイデアを思いつきました。

(プラス、IoTのデジタルツインのアイデアにインスピレーションを得ております。)


ブロックチェーンの登場により私のアイデアの実現の可能性が出てきていると考えており、これまでは信頼は実は大企業であるからとか、先ほど例に出しました信頼できる知人、友人からの紹介だからという状況を変革(補完は少なくとも)できるのではないかと考えております。


さらに、

スコアリングの状況によって、取引の状況を変化させる、例えば信頼できない者同士であれば手数料を高くする、逆に信頼関係が高い者同士の取引においては手数料を下げるなどの取引効率をより上げていくには、お互いにスコアリングを良くするインセンティブが働くようなモデルを作ることができるのではないかと考えて考案したのが今回取得している特許の内容となります。


スコアリングモデルと商取引はセットで考えておりますが、スコアリングには各顧客の特徴(=デジタルツイン)も反映して、より各顧客にとり最適なサービスを最適なプライシングと期間で提供していく(=スマートコントラクト)ことも可能になると考えております。


中国のアントフィナンシャルが提供している、スコアリングによる金利設定サービスや、個人の性格に応じた資産運用の提案や、いわゆる個人の嗜好に合わせた商材の提案(EC)そして、これまでにない広告のモデルも可能になると考えております。


このように、考えるととても適用範囲の広い特許となっており、どこまで穴がない押さえ方ができているか不安はあるものの、ビジネスモデルとして実現を目指したい内容を特許として取得しています。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO


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