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ティール組織の実現への課題

久しぶりに精神論的なことを書きたいと思います。

色々な会社のマネジメントに関わってきて難しい問題が、人の問題です。


特に、報酬制度の設計は難易度が高いです。


人間は、結局は利己的なのか利他的なのかを経営者は考えることになると思います。

結論は色々なタイプの人々が存在しており、その問題には今のところ回答はないということになるかなと考えております。


私が目指してきたのは、利他的な人々を増やしていけるような制度設計(これが自律的な組織の最高峰と呼ばれるティール組織につながります)というのを目指してきましたが成功してきたかどうかは自信がありません。


有名な、ティール組織などで前提となるのが利他的な人々による組織作りになりますので、自ずと利他的な人々を増やさないとティール組織は実現しないことになります。

(ティール組織に至る道は色々なことが書いてありますが、私の理解では最も重要なのが利他的である人々による組織作りです。)


ティール組織=自律的な組織ということで組織の理想ということになります。


なお、私が目指しているDAOも同じことを考えておりますので、想像するに同じことが起こると思います。つまり、利己的な人々が大半を占めるとした場合には、DAOを実現しようとすると悲劇が起きる気がしてなりません。


利他的な人々が多くなると、自ずとティール組織及びDAOでも良いのではないかとなる気がしてなりません。


これまでの日本及びUS式のマネジメントの先を狙うティール組織ですが、利他的な人々を如何に増やせるかに要諦があるというのが私の仮説です。


その方法は明確にはわかりませんが、私の仮説となっているのがスコアリングモデルの社会実装です。


スコアリングというと上から目線となりますので、利他的な行動が評価される仕組みを作れば良いと考えております。


利他の精神にすぐに至るのは難しいと思いますので、私が精神論になりますが重要な点として全ての事象に感謝(と愛情ということになるかな)できることからスタートかなと考えております。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO


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