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デコンストラクション

一時期ブームになったテクノロジーのテーマにFintechというものがありました。

なお、私もそのキーワードで今から約5年前に保険業界向けのFintechの書籍を上梓させて頂きました。著者として時々、Amazonで売れ行きをチェックしておりますが、最近また売れてきた気がしておりまして、本日はFintechについて触れたいと思います。

Fintechとはそもそも何かという定義は明確には定まっていないと考えていますが、私の定義は、デジタルテクノロジーを活用して、伝統的な金融業界をデコンストラクションすることになります。

デコンスラクションはフランスの哲学者のジャックデリダの言葉だと思いますが、日本語だと脱構築となると記憶しております。

結局何のことかわからないとなると思いますので、私の言いたいのは、デコンスラクションで主張されている伝統的な仕組みの良い部分を残しながら、リフォームするというイメージを伝える意味で良い言葉がないかと思って思いついたのが、デコンストラクションです。

規制の中で事業を行う必要が多い、金融業界ではこのデコンストラクションの考え方が非常に重要だと考えております。

日本のFintech協会においてもこの考え方をされていると思慮しております。

Fintech協会の会長の丸山さんは割と旧知の仲でことあるごとに色々なことを教えて頂いておりますが、今更ながら、丸山さんの活動の偉大さを理解しまして、改めて、Fintechも盛り上げていきたいと考えている次第です。

これからも金融関係の色々な規制緩和が日本でも予定されており、

正に、金融業界のデコンストラクションがこれから来るのだと思います。

特に、給与のデジタルマネー払いは大変革を起こすと予測できますが、文章が長くなりますので別の機会に取り上げたいと思います。

これから、再びFintechが熱いはずだというのが私の予言です。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO


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