これからはデジタルの時代が来ると言われております。
その流れは強く早く大きいと考えてスタートアップに挑戦しているのが私ということになります。なお、保険業界が長いので特に営業の現場における本質的なデジタルとは何かを考え続けてきました。
その結論は当面、デジタル化は不要と思っておりましたが、現在のテクノロジーの進化は凄まじく、1年色々とデータを取得してみて、デジタルを本格的に活用して勝負をしてみたくなりました。
過去、何度かクロスデジタルイノベーションではシステム投資は限定的に行うことを書いてきましたが、これからはその戦略を反転させます。つまり、積極的にデジタル化に挑みたいと考えております。
具体的に考えておりますのが、先日アナウンスしたクロスデジタルタウン(当面のサービス名は、AI保険Payや、XDI Payと呼ぶことを検討中)のサービスの開始です。
ほけんの窓口のようなビジネスモデルが有効であることを思うとデジタルの空間に専門家と相談できる町があれば顧客ニーズを満たすことが一定程度できると予測しております。
専門家のFPの能力をAvatarにコピーをして理論上いつでも相談できるかつ、お金に関するテーマに関しては全知全能という状態を作ることがデジタルで可能であると確信できるだけのテクノロジーの裏付けとこれまでの実験(つまりデータ)からわかっております。
デジタルFPという概念をAvatarで実現するというのが当面の目標ですが、デジタルタウンには、デジタル弁護士やデジタル会計士、そしてデジタル医師がいても良いと考えておりますので、デジタル空間に全知全能のアバターをどんどん増やしていける状態を創り出したいと考えております。
なお、もう1つのデジタル化の柱がFintechです。厳密にはバリューの管理のデジタル化及び最適化にAIを提供するのが目標となります。理論的には可能であると考えておりますので、デジタルを活用した決済及び資産運用モデルの実装を目指します。
本格的なデジタルカンパニーとしてこれからは勝負していくことを決心しております。
私には勝算がありますが、それはすごいチームメンバーのお陰です。
すごい、チームに感謝しております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO