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デジタルの弊害?

人間であることと、AIであることの違いとは、


ひとつだけ明確な回答だなと思っていることがあります。人間の処理能力には偏りがあり、決して論理的に意思決定するわけではないということです。この議論に関しては色々な学者も指摘しており、どうやら間違いないことのようです。経済学者が購買行動における人間の行動として指摘されているケースが散見されます。

故に、デジタルに頼ろうとする場合、論理的に意思決定するための材料を集めるために使う方が多いのが実態だと思いますが、実際に論理的でないとしたらどういう結果になるのでしょうか?

私ども、スタートアップとしては、お客様に購買して欲しいという、まごうかたなき事実は間違いありません。実はデジタルの存在は上記のような状態になると起こる以下のようなシナリオが考えられます。

1)迷って買って貰えない

2)根拠なく1つの指標としての価格などで決める

などのスタートアップの我々からみたら意思決定してもらえない、或いは、価格だけの競争になるという弊害しかないかなと思っています。そういった意味ではデジタルだけに頼った場合諸刃の刃になる可能性も否定できません。

なお、私たちが考えている対策は、デジタルのチカラを活用しながら、人間には人間にお会いして相談の上意思決定頂くというシンプルな策です。

保険業界が長くなった私としては、とても有効な対策だと思っています。

即ちデジタルの弊害を解決するのは、人間ということになります。

藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者 CEO


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