データは21世紀の石油であると言われています。
偶然なのか必然なのか、ペイロールのデジタルマネー払いの解禁が今年行われていると言われており、そのテーマを狙っている起業家の先輩方が狙っているテーマが、ペイロールのデータを活用した新しいビジネスモデルです。
私が狙っていたビジネスモデルもデータを活用して新しいマーケットプレイスを作ることですので、とても親和性が高いテーマであり、給与のデジタルマネー払いを推進するための協会を立ち上げております。
協会自体は実は数ヶ月前に登記しておりましたが、ようやく協会のメンバーを集めて具体的にどんな活動を開始するか議論を先日開始しました。
なお、解禁自体はいつになるのかまだ不明ですので、現時点では今後に向けた準備を議論している形になりますが、既に準備を進めている企業は出始めており、まだまだ黎明期ですが、新しいビジネスモデルの検討がいよいよ始まろうとしている感触があります。
私が得意なのは保険業界となりますので、サービスやスキームを保険に絡めて考えていきたいと思います。ペイロールデータがもしわかれば、所得補償の保険の新しいタイプも可能になります。
勤怠管理の仕組み (これは結局オラクルとなります)
スコアリング (データから、最適な保険を準備する)
シンプルに、年収が高い方の補償を準備するなど、、、
そして、デジタルマネーでチャージする
チャージする先をこれまでの銀行だけでなく、保険会社に保険料としてデジタルマネーチャージすることも法的な整理をすれば可能ではないかと考えております。
更なる応用事例となりますが、
デジタルIDの活用です。
デジタルIDといえば、日本国内ではマイナンバーカードということになるかと思いますが、国内ではマインバーカードを使うと便利なサービスを提供可能となります。
暗号資産業界の現在のトレンドはNFTとDAO(Defi)となりますが、ペイロールのデジタルマネー払いに、マイナンバーカードそして、NFTおよびDAOを組み立てたサービスも実装可能であると考えており、今後研究していくテーマに協会として取り上げることを提唱しております。
道のりは遥か遠いかと思いますが、協会の活動としてはそれぐらい遠い方が良いのかなと考えております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO