ネットフリックスのビジネスモデルが少し変更になるということが話題になっている模様です。(報道ベースです)
これまでは、映像配信のみのビジネスモデルに広告配信を加えていくそうです。広告をみるユーザーは映像配信の利用料を下げるというモデルからスタートするという内容が話題です。
個人情報の価値と広告の価値の間の交換式はどんなモデルになるのか興味深いテーマですが、広告を見たらポイントが貰えるというモデルは既に色々と存在しており、逆に広告を見ないサービスにすると追加でお金がかかるというモデルもあると理解しております。
フリーのコンテンツと広告の組み合わせも一般的になっています。
広告と個人情報、個人の時間を使ういう部分における色々なモデルが既に登場しておりますが、Web 3.0の時代にはもっと複雑なモデルが登場するというのが私の予測です。
個人の情報価値と個人に向けた広告の間の最適化というテーマは今後も色々な技術的な論点に加えて、法的な論点が混在していくテーマで注目するべきことだと考えております。
今回のネットフリックスのビジネスモデルの少しの変更が、今後新しいモデル(広告モデル)をネットフリックスが投入していく可能性を秘めているのではないかと考えております。
技術力を磨いていることでも有名な企業ですので、今後の展開に注目するべきだと考えております。
私が気になっている数々の論点も整理されながら、新しいビジネスモデルが登場していくというのが私の予測です。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者 CEO