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ビジョンとお金のバランス

スタートアップの話を最近はいつもしておりますが、本日は少し違う切り口でマネジメントについて書きたいと思います。スタートアップでは当初は創業者がなんでもやることが求められますし、必要なことであると思います。(これには異論はありません)


一方で、スタートアップも成長すると創業者は組織を作っていく必要があります。組織を作るということは、プロジェクトと同じで役割分担を決めて全体が機能していくように調整をしていく必要があります。


私はこのテーマに通算20年以上関与しておりますが、なかなか上級者になることは難しいと思います。


なお、スタートアップのような挑戦をしているとこれまでにない特殊なタスクやテーマを検討していく必要もありある意味、違う難しさにも直面します。


難しいということは事実なのですが、これまでの私の経験でこれはコツかなと思うことをまとめてみたいと思います。(コツですがなかなか上手くできない)


1)ビジョンだけを語る

2)お金の話はしたくない、でもいつもお金が問題なので(回避しようとしない)

3)仲間を集める


となります。


結局どこまで行ってもお金の問題から離れられたことはないのです。

なので、お金の問題とは向き合うのかコツだと考えております。


お金よりも夢を語り続けることで、普通では協力していただけない仲間を集めることが可能となるという経験もしております。


それでも、お金(インセンティブ)の設計は重要でして、短期的なインセンティブと中長期的なインセンティブを巧みに設計していくことは非常に重要です。


種も仕掛けもなく教科書にある内容と少し違うことになるかもしれませんが、


お金の問題に向き合いつつ、ビジョンを語り仲間を集めて組織を作っていくというのが、実は私がこれまでのところ会得(考えております)している組織作りの要諦です。


ビジョンだけでも

お金の話だけでも


機能しないと考えております。


なお、忘れてはいけないのが、お金の配り方のバランスやコミュニケーションなどが次のレベルで考えて行かない問題ですが、これまた実は難しいので、別の機会に取り上げたいと思います。


ビジョンとお金のバランスが私の結論です。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO


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