ビックデータの活用について、重要だと言われて久しいですが、最近偶然ですがそのテーマに関わることが多くなりました。
データの管理の主権を誰にするかという議論がWeb 3.0ですが、集まってくるデータをどう活用するかもかなり重要なテーマで、並行して議論が深まっていく車の両輪のようなイメージになるのかと思います。
国内では、データを活用するための方法を分析するデータアナリストと呼ばれる職種がまだ不足しており、所謂データサイエンティストと呼ばれる人材とは別に、データをビジネスのドメインごとにどのように活用するのかデザインすることができる人材が必要ですが、そのエリアに人材がまだまだ少ないという現状があるそうです。
私も誤解しておりましたが、データサイエンティストとデータアナリストは少しミッションが異なり、データ活用に関する戦略を立案するのが、データアナリストで、その戦略を実行に移すための設計をするのがデータサイエンティストということになります。
データエンジニアという職種も必要で、必要なデータを集める仕組みを構築する人々ということになります。
データアナリストのリードにより、データサイエンティスト、データエンジニアが各ビジネスドメイン毎に的確なデータ活用戦略を立案実行していくという姿が目指すべき姿で、海外の事例ではかなり一般的に既になっているそうです。
改めて、国内においては一部そのようになっている部分とまだまだこれからのところもあると個人的には感じており、具体的なユースケースを提唱していきたいと考えております。
色々とご教授頂ける方々にとても感謝しております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO