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フィナンシャルインクルージョン

少し古いドラマの話ですが、「スタートアップ」というUSのドラマについて取り上げたいと思います。現在の私の挑戦と重なるところも少しあります、私の場合は文字通り特にドラマティックなところはないのですが似ている点も多いと思います。


私の挑戦と似ているところは2点です。


1)デジタルカレンシーの活用

2)フィナンシャルインクルージョン(誰でも金融にアクセスできる)を目指している


少し違う軸で似ているかなと思うのは、投資家を集める力が結果としてあること、事業提携先がだんだん豪華になっていくところはスタートアップで成功を目指すなら必然なので当然似ているのかなとは思います。(これらの観点はまた別の機会に触れたいと思います。)


ペイロールカードの普及を目指す協会について立ち上げたことは先日触れておりますが、スタートアップというドラマでメインの主題となっているのは、デジタルカレンシーで誰でも金融にアクセスできる状態を目指すということだと理解しています。すなわちペイロールカードの普及の目的はフィナンシャルインクルージョンということになるかと思います。


そのためには、銀行口座を持っていない、つまり本人確認が困難な人々に対してサービスを提供するにはどうするかということを考える必要があります。


その問いに対して私の出している答えは、スコアリング(当たり前かもしれませんが)の社会実装です。それを実現するためにどうしても必要なことは正確なデータを集めることです。(暗号資産産業ではオラクルと呼んでいます。)


どのようなペイロール(給与)が支払われているかを本人確認の代わりにすることができたら、銀行口座を持っていなくてもこれまでにないサービスを提供できる可能性があるのではないかというのが私の仮説です。


フィナンシャルインクルージョンの世界にスコアリングを可能とするのが、ペイロールデータの情報銀行を作ることであると考えており、ドラマを見ながら思いましたが、日本だとあまりニーズがないテーマである可能性はありますが、世界を考えてみると現在考えている仮説は正しいと得心している次第です。


トラストレスな社会(フィナンシャルインクルージョンのターゲット市場)にスコアリングを使い、トラストを実現し、新しい世界を創るという挑戦になります。


なお、暗号資産産業の各社サービスはトラストレスを前提にしております(かつ一定の発展を続けています)ので、何か深い関連が今後あるのだと今は見えていないものが見える予感がしております。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO


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