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フィンテック

更新日:2022年4月27日

定期的にフィンテック業界の状況を確認しておりますが、本日は、新聞記事にまとめられておりましたので、なるほどと思いましたので感想をまとめたいと思います。 日本では元々スタートアップへの投資は少なめと言われています。厳密にはその経済規模に対して少なめということになりますが、フィンテックに関してはどうかと言えば、 世界で一番投資しているのは、USで30兆円になるそうです。 (中国に関しては統計に乗ってないので不明ですが、米国と同じ程度は投資してそうな気がします。) 経済規模の小さい(相対的に)シンガポールが2500億円となるそうです。 そして、日本は500億円ということで、日本ではなかなかフィンテックに関しては相対的にアゲンストな状況ということになるかと思います。 改めて、日本では大手の金融機関が強い、そしてイノベーションに対しては文化的に寛容でない状況が続いているのかなと思います。 現在、世界的に注目されているメタバースや、Web3.0がフィンテックに分類されるのかは統計の確認が必要ですが、 メタバースやWeb3.0そしてフィンテックは1つのテーマで繋がって見えているというのが私の視点です。 なので、今後そのような統計がされるかは不明ですが、メタバースとWeb 3.0とフィンテックを1つのカテゴリーとして集計した統計が必要(あるいは)その視点が共有できるような人々(起業家、企業、投資家等)を探して仲間に引き入れていきたいと考えております。

メタバースにおける情報管理の方向は既にあるいは、少なくともWeb 3.0が関係してきます。 また、メタバース自体が経済圏であり、世界レベルでの決済サービスを提供する場合に、メタバースでアバター同士の取引という部分に、フィンテックでよく議論となる本人確認・不正検知への対策の強大な可能性があります。 別途、説明してきたグローバルマイクロファイナンスのようなモデルはメタバースがあることが、信頼の補完となり実現の可能性が見えてきます。 また、メタバース経済圏の経済価値を表現するデジタル通貨(これは法定通貨も含めて)が必ず登場すると思います。そのデジタル通貨はフィンテックの論点と言われるフィナンシャルインクルージョン(金融包摂)に関連してきます。 メタバースやWeb3.0とフィンテックの論点を関連させた視座にいる人々は実は結構いるのではないかと思っておりますが、現状の日本ではやはり難しい状況ではあるという現実をフィンテックへの投資額から推定できた気がしております。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO


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