本日は、あまり知られていない暗号資産のプロジェクトの私が理解した実態についてまとめてみたいと思います。
なお、本日の内容は私の個人的な印象(感想)なので実態と乖離している可能性もあることにご注意頂けると幸いです。
ブロックチェーンのユースケースを作るべく頑張っているのは、全体の傾向として日本よりも海外となるようです。
日本の有力なスタートアップでブロックチェーンとなるとまだあまり知られたところはなさそうです。恐らく、No1に近い位置にいたレイヤーXがPivot(戦略を変更)しておりブロックチェーンというよりはAI技術にフォーカスしている様子です。
また、鳴り物入りで資金を集めた、ディーカレットも最近はあまり聞かなくなりました、実際にはステーブルトークンのプロジェクトをリードされており、もしかしたら激しく活動されているのかもしれません。
また、STOと呼ばれるテーマもここ数年のような情熱は感じない印象です。
一方で、現在私がよく議論するのは海外の方々ですが、
東南アジア(ベトナム)やイスラエルそして、香港といった場所では熱くブロックチェーンのプロジェクトが行われている印象です。
ブロックチェーンがどのような形で社会適用されるかは、もちろん不明ですが、メタバースで中心となる技術としても実は話題で、
Facebook(社名変更したメタ)とその他ブロックチェーン業界のプロジェクトがメタバースの支配を狙って戦っていくような印象を受けております。
日本の立場で言えば、大きな資金がないと大きなビジネスモデルを作れないのは事実なので、
海外の市場でその熱にのり、海外の投資家を集める(ファンド及び個人という意味でも)こと、ブームとしてはメタバース(この中に実はNFTも含まれる)にいかに乗っかるのかというのが重要そうです。
結論として、ブロックチェーンのビジネスは
海外で熱く盛り上がり
日本では少し盛り下がっている印象を私は持っております。
これで良いのかどうかはまだ判断つきませんが、私としては日本からもブロックチェーンのプロジェクトを盛り上げるべく頑張りたいと思います
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO