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プロジェクトの成功確率

プロジェクトの成功確率について考えてみたいと思います。


先日、ある生命保険会社の方と意気投合したテーマになりますが、日本の保険会社におけるプロジェクトの成功率と蓋然性は実はもの凄く低いのではないか?という問題意識です。

色々な理由が考えられますが、巨大化しすぎた組織では多様なステークホルダーが存在しており、何をするにしても色々なリスクが気になり、プロジェクトがとかく総花的になり当初のスコープは拡大し、スケジュールは遅々として進まず、結果すぐに当初の見込み予算の倍ぐらいになってしまう。

というなような事を私も本当によく経験しました。


伝統的なプロジェクトアプローチであるWaterfallを保険会社で適用するとこのような事は想像に容易いと言われました。


プロジェクトの成功確率を上げるには、2つしかないかと意気投合しました。


1)プロジェクトでは100%を求めない

2)リーダーシップ


2つが揃って初めてプロジェクトは成功するということに合意した次第です。

これってもしかして、アジャイル開発やDevOpsにも繋がる話だなと考えた次第です。

私はデジタル(段階的に完成させるのが特徴、リーダーシップについては普遍的に必要だと思いますが、サイクルタイムが短いのでリーダーシップの必要度が少し下がる)で日本の会社のプロジェクトの成功確率を上げることも目標にしたいとも考えています。


藤井秀樹

パクテラ・コンサルティング・ジャパン株式会社 取締役

パクテラ・アジアパシフィック・ホールディングス株式会社 

パクテラ デジタル イノベーション最高経営責任者


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