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マルイグループの取り組み

報道を見ておりますと、丸井グループが独自の取り組みとしてデジタル社債を発行しているという内容を見ました。


いわゆる、STOに近いスキームかと思いましたが、報道されている内容から類推すると、丸井が直接、カードの会員に発行している実験的な仕組みのように理解しました。


集めた資金は、マイクロファイナンスと呼ばれる社会的な意義があるテーマに投資されるための資金として使われるそうで、どちらかと言えば、丸井グループは社会貢献の意味で現時点は、報道されているデジタル証券を活用されているのかと類推しております。


ブロックチェーンの技術は活用されている模様ですが、現時点ではその部分よりも、カード会員向けに限定して、デジタルを活用して募集している取り組みであることに意味があるのかと思います。


なお、集めている資金は今回、丸井の規模としては少額で1億円程度の募集のようです、今後もっと大規模に高い頻度での調達も検討されているそうです。



社会貢献の仕組みとして、ファンが丸井グループのような信頼された組織を通して、世界から貧困をなくすことを目指すような仕組みということで、先日議論しておりました、商社による地方の銀行が地元の老舗企業を応援する仕組みにも適用できると考えております。


Web 3.0のDAOのような取り組みにいきなり展開するよりも、信頼される組織がアレンジしたデジタルな案件にファンを集めるという方法は現実的な次の一歩だと納得の取り組みです。


アイデアとして、使えると思いましたので、本日取り上げた内容についてはもっと研究してみたいと考えております。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者 CEO

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