何となく、テレビを見ていたらキーワードのように流れていた言葉を取り上げます。
当たり前過ぎますが、スタートアップをこの状況、このタイミングでやっていると何となくジワジワくる言葉です。
「リスクをとれば、いつか誰かのためになる」
事例で上げられていたのが、コロナで製薬会社がリスクをとりワクチンを開発している事例でしたが、スタートアップをやっている私としてはまさにそうだと思ったのが、
1)現在ないサービスを展開している
2)更に難易度の高いサービスに向かっている
3)正直にリスクを取りR&Dをするのは怖いけどいつか誰かの役に立つはず
という状況で
挑戦している、自律分散型の情報銀行のモデルはいつか私の考えているアイデアが形になると誰かのためになるという表現がぴったりくると思っております。
デジタルの時代において誰でも使えるデジタル技術で社会を発展させるアイデアであると信じて進めておりますが、あまりにも道のりは遠いためどうなるかわかりません。しかし私が挑戦したことは、どこまでできるかわかりませんが、道筋を作ったことは何らかの形で実現できる、あるいはされるはずだと考えております。
中国のアントフィナンシャルのモデルの分散版(各個人がデータを管理しているバージョン)が、実は私がイメージしているビジネスモデルの形になりますが、ペイロールカードがはじまることでその可能性は一気に高くなっています。
次世代の通貨、つまりデジタルを活用した貨幣(デジタルカレンシー)は恐らく近いうちに登場すると思います。既に、ビットコインが存在していますので、一般的に使われるデジタルカレンシーの意味です。
一番解決するべきは、私は社会が孤独化する問題だと考えており、デジタルでもっと良い社会を実現できたらいつか誰かのためになると考えてテレビのキーワードにジワジワ感動してしまいました。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO