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ロボアドバイザーと資産運用

ロボアドバイザーというテーマが一時期、資産運用の世界で流行しました。最近、聞かないなと思っていたら、割と企業の淘汰がされており、現在国内において有力なのはWealth Naviぐらいになっているそうです。


資産運用の業界に詳しいプロ中のプロに伺った内容ですので、今後ロボアドバイザーの仕組みがどうなるか興味深いと思っておりますが、海外だとロボアドバイザーの部分では収益モデルを作ることができず、他のところで収益モデルを作る必要があるというマーケットになっているそうです。


具体的な収益モデルはそうなると、どこかという議論になりますが、結局はコンサルティングなどのサービスで稼ぐ形に現状はなっているようです。


国内No1のWealthNaviが運用している資金が4,500億円となっており、日本の金融資産2000兆円と比べるとまだまだ黎明期のサービスであるということはできると思いますが、日本の課題として自分から資産運用に動いてくれる人々が少ないという課題があり、これからどうなるかは私が目指しているビジネスモデルとも関連があり大変興味を持って業界の動向をモニタリングしたいと考えております。


伝統的な資産運用の手法は、実は私が現在目指していることと全く同じです。


つまり、最適なデータ(正確なデータ)を集めて分析して投資することになりますので、所謂、Oracle(=正確なデータ)を集めて、その情報から的確な判断をするというモデルになります。


Oracleの世界(この場合、ブロックチェーンの外の世界で情報の透明度が低い世界)とブロックチェーンの世界(この場合、DAOの世界ということができます。)


2つの世界を繋げて、

更に、最適な施策を行うことが、デジタルの時代に必要なサービスと考えており、私はこの考え方をSociety 5.0の実現であると考えております。


Oracle(=現実の世界)とDAO(=デジタルの世界)とイメージして頂き、 2つの世界を活用して最適なサービスをデジタルで受けるには、冒頭のロボアドバイザーのような各個人をサポートするAIが必要となると考えております。


AI自体の最適化に実はDAOの考え方は適用できますので、AI DAOというコンセプトを私は実現したいと考えており、ロボアドバイザーの発展形になると考えております。


Wealth Naviとは違う形で、デジタルサービスを提供するのが目標となるのかなと考えております。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO


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