top of page
検索

令和の資金調達

令和の資金調達というスキームを最近研究しております。最新の資金調達手法をジョークで「令和の資金調達」と呼んでおりますが、平成の時代の最後に一世を風靡した仮想通貨での資金調達を活用したスキームを現在検討しております。


なお、ICOには基本的に私にもネガティブなイメージがありますが、知人の会社が大成功をしているという話を伺いましたので研究はしてみる価値があると思い勉強しております。

ICOスキームを考えてくれている人々も超一流の弁護士と税理士が対応してくれておりますので、私としてはベストを尽くしてスキームを作りたいと考えている次第です。


これまでの株式での資金調達を仮に昭和の資金調達と呼びたいと思います。

現在議論しているところで、これから説明するポイントは変化していく可能性があります。


1)調達サイズ

2)ガバナンス

3)ビジネスモデル


の3つの観点で昭和と令和の資金調達について違いを考えてみたいと思います。


まず1)調達サイズですが令和モデルの方が圧倒的に大きな金額を調達できる可能性はあります、ざっと10倍から100倍は違うと思います。


2)ガバナンスですが、上場と呼ばれる作業には物凄いコストがかかります。昭和の資金調達のゴールは一般的に株式公開=IPOと呼ばれる市場への上場となりますが、実現に向けては色々と複雑な作業と工数がかかります。ICOの負荷が現在軽すぎると批判されると思いますが、IPOのための不可は高すぎるとも思います。つまり昭和の資金調達で要求されるガバナンス要件は高いということです。令和の資金調達ではガバナンスがめちゃくちゃ軽くなってしまいます。


3)ビジネスモデルとして、令和の資金調達と相性が良いのが、壮大すぎて実現が困難に思える挑戦です。また、ブロックチェーンを活用するビジネスモデルと相性が良いです。なおデジタルの時代にブロックチェーンを使わないということはあまり無いので、ビジネスモデルの壮大さがポイントとなると考えています。


つまり、令和の資金調達は調達作業において負荷が軽いですが、壮大なプランを説明できれば大規模な資金調達が可能な手法ということになります。


それ以外にも色々なメリットと課題がありそうですので研究して報告していきたいと思います。


令和でも昭和でも資金調達をしたら必ずリターンを出す(厳密には、リターンを出すように誠実に挑戦する)という基本は同じですので、基本に忠実にトライしていきたいと思います。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO


閲覧数:14回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page