top of page
検索

保険業界とメタバース

保険業界におけるメタバース活用ということで、ひさしぶりに保険業界を主なクライアントするコンサルタントの方々と議論させて頂く機会がありました。


全体感としてはまだ早いという感じなのは事実ですが、キーワードとして盛り上がっているため、少しずつ検討はされているという状況になるというまとめになります。


中でも、一番検討が進みそうなのが顧客接点、特にまずは新規の顧客への営業のエリアになるのではないかという仮説を議論させて頂きました。


保険業界のコンサルの仕事をしていると、定期的にテーマ(あるいは予算がつく)のが、営業支援のテーマとなりそれなりの予算が動いてきました。


その法則からすると、今回も保険業界がメタバースで動くとしたら営業支援のテーマとなるというのが我々の予測です。



既に15年前ぐらいから保険業界で導入されてスタンダードとなっているのが、セールスフォースです。私も実は初期のブームがスタートする前に関わっており、現在もセールスフォースは本当に価値があるのかという議論がされている印象ですが、現在は不動の地位を確保しています。


メタバースも同じように、圧倒的な基盤となるようなメタバース(もしかしたら複数のメタバースを活用する基盤)が選定されて、恐らく不動の地位を確保するという流れになると予測しております。

どの企業がそのようなポジションになるのかを予測することは勿論まだ困難ですが、仮説は既に持っておりまして、その企業のメタバースがビジネスにおいては標準になるかもという仮説を議論しました。


なお、カスタマイズが依然好まれるのが保険業界になりますので、カスタマイズの部分で少しいろいろな競争が発生するというのも予測しております。


基本となるプラットフォーム+カスタマイズされたメタバース(特にアバター関係)というパッケージ提案を保険業界向けに用意してみようという議論をさせて頂いてます。


今後、もっと詳しく検証していきたいと考えております。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO

閲覧数:2回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page