個人情報の価値を、各個人に還元するビジネスモデルということで、Web 3.0の活用をずっと研究しておりますが、
既に存在しているビジネスモデルで、アンケートに答えるとポイントやクーポンが貰えるというモデルは既に存在しております。
情報を提供したらポイントが貰えておりますので、情報の価値が還元されていると考えることができると思います。
既に存在しているモデルをレベルアップして、私がイメージしているようなビジネスモデルに持って行けないかと考えています。
今回関与しているプロジェクトの関係で、ポイント活用して個人情報を集めるモデルを実際に磨きをかけることができそうです。
結局のところ、個人情報の価値を還元するという部分にユーザーは興味をあまり示してくれないという議論になりますので、いかに各個人から見て魅力的なサービスを設計できるかが重要と考えております。
この場合、GAFAをはじめとしたサービスと競合していく可能性があり簡単ではないのですが、限定したエリアや特定のサービスを工夫していく必要もあるといえます。
まずは、小さな実験からスタートすると同時に、既存のビジネスモデルを改良していくという考え方で大きくしていくデジタルアプローチが有効になると思います。
これまで取得してきたビジネスモデル特許もその先で適用できるのではないかと妄想を膨らませております。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO