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個人金融資産

日本の個人金融資産がついに2000兆円を超えるそうです。


少し、これまでと異なり増加した資産を貯蓄ではなく投資に向ける傾向が出てきていると記事を読みました。 今年はこれまでみたことがないようなインフレが日本でも起きていると思います。バブル崩壊後において、経験する初めての本格的なインフレということになるのではないかと思います。


為替レート(対ドル)も歴史的な水準まで円安が進んでおりまだ歯止めがかからない状況ですので、国内だけに資金をおいていくのは危険という認識が出てきているのかと思います。


なお、株式投資に関しては金融資産の約10%となっている状況に変化なく、USの約40%と比べるとかなり乖離があるという内容も指摘されています。

総需要が増えない中、国内で無理やり株式に投資しても意味がないのではないかと、いう意見も指摘されており、数字の上で、日本国内の資金が株式に回っていないのは日本が低成長だからという論調で整理されていました。


どちらか先かという議論になりますが、投資をしないと成長する企業は出てこないのも事実だと思いますので、国内で成長する企業を出すには個別には投資が必要で、全体から見たら総需要が増えることが必要となるのかと思います。


コロナやロシアのウクライナ侵攻そして、インフレ、円安など、近年稀に見る状況において今後どのように日本が変化していくのか、少なくとも変化しなければならないという雰囲気が出てきていることに期待できるのではないかと思います。


藤井秀樹

株式会社クロイス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO



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