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地域コイン

自治体向けに提案しているとテーマの1つとして必ず上がるのが地域通貨です。



あるいは、デジタル通貨と健康ポイントの相互に乗り入れることや活用する方法を考えてほしいというテーマです。


自治体の組織の仕組みは縦割りとなっており、同じ自治体の中でも情報共有がされていないため、実証的に複数のポイント制度やデジタル通貨が乱立するケースもあるそうです。


そんな中、新しいNFTを活用いた町おこしあるいは地域通貨の事例として、面白そうなのを発見しました。テレビでも取材(モーニンングサテライト)されていましたので、実は既に結構メジャーになりつつあるのかと思いますが、ルーラーコインが面白いと思いました。


ルーラーには実はコインに加えて、トークンを発行する予定もあるそうで、コインとトークンをうまく活用したトークンエコノミーを確立することがアナウンスされています。


ルーラーコイン自体は、いわゆる独自のポイント制度であり、健康ポイントに近い仕組みと理解しています。(1ポイント=1円で発行)


独自のポイントにより、NFTと交換することが可能です。なお、NFTは法定通貨でテスト的に販売されているようで、NFTの価格とポイントの交換率を調整することができるようになっています。


更に、今後検討されているトークンもポイントやNFTと交換可能になる(これによりトークンの価値も安定すると想定)そうで、もし地方自治体に普及するとすれば、トークン型としては恐らく初めてにになるのではないかと思います。


乱立しております、地域通貨ですが、トークン型も今後登場する可能性はある(今回のルーラーが成功する)あるいは、既に存在するトークンが活用されるなどの可能性は今後出てくるのかと想像しています。


なお、Walletと呼ばれる仕組みがトークンだとまだ使いづらいため、ルーラーのようなポイントモデルはユーザーを増やすという意味で有効なアイデアと思いました。


研究していきたいと思います。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO


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