中国の古典が好きで時々読みます(過去何度も触れております)が、
本日は、現在の私の状況とよく似ているなと思う文章に出会いました。(いかにも、中国古典らしい出会いですが)
山下に出泉は蒙なり
山から出たばかりの湧水は最初は、か細くか弱いが、他の多くの流れを受け入れて、合流しては流れ、やがて大きな川へと成長し、開かれた大海へと流れこむ
という意味になるそうです。つまり、何かを成したと思った時に、初めは影響力のない小さな活動だとしても、同じところを目指して突き進んでいくとだんだん大きな流れとなり、最終的にはとても偉大なところに到達できるということを例えて使うと理解しました。
この状況は、現在の私と良く似ており、なるほどと考えさせられましたので取り上げました。
目指しているビジョンは私としては、恐らく現在のデジタル技術を活用して人類が目指すべき1つの形に違いないと確信しており、
あまりに遠い道のりですが、ビジョンの実現に進んでいきたいと考えております、その過程で色々な人々に助けて頂ける強い感触を持っており、やがて私のアイデアが実現できるのではないかと考えております。
なお、この文章の後に、
君子をもって、行を果たし徳を育う
とあり、早く成功を目指すのではなくじっくり徳を積む(あらゆる事象に対応していく)ことが重要であるとあります。
こちらも納得という感じです。実現を目指す過程で私自体に徳(つまり多くの人々に信頼されるような存在)になれるように磨いていくことが必要だと強く感じております。
結果を焦らず、色々と学び、徳を積み、仲間を集め、ビジョンを達成していくということは必然的のことなのかなと思います。
藤井秀樹
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO