生成系AIのテーマについて、継続的に議論させて頂いております。
正確性にはまだまだ課題があるという意見と、テーマによっては精度がとても高いという意見もある状況です。
大学での研究で、使ってみるというテーマで実際に色々な意見がでているそうですが、一番使えるのはコーディングになるそうです。
伺った内容となりますが、急速にChatGPTが進化した原因の1つがオープンソースのプラットフォームであるGit Hubのデータを読み込んだことが一気に進化を促したという逸話があるそうです。
ソースコード（いわゆるプログラム）は1つの言語として矛盾がない状態で登録されており、つまりバグがない状態に近い論理的な言語体系（つまりプログラム）がGit Hubには多数登録されていることになります。
正しい文章（矛盾のない文章）についてデータとして収集できたことが一気にChat GPTの性能を向上させたということになります。
同じようなことが、保険業界の約款にも当てはまるのかと思います。厳密にはバグが少し混ざっているという意見もあるのですが、ChatGPTが保険業界を理解する方法として、約款を読み込んで整理する作業をしてみるとかなり、保険業界向けの能力が高まる可能性があるのはないかと考えたりしています。（既に法務の世界ではかなり使えるという説もありますので、既にChatGPTはある程度の能力を持っている可能性もかなりあるのかと思います）
少し話がそれましたが、一番生成系AIが力を発揮するのは、実はコーディングということになると言えるかと思います。
コーディングのエリアに革命が起きることは間違いないと言えると、実感として感じることができました。
株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO
藤井秀樹