top of page
検索

積極的に挑める幸福

スタートアップ業界に入っておよそ半年が過ぎました。入ってみて思うのは、これまで大企業で生活しているとお会いしない人々に出会うことができるということです。

日本には、エンジェル投資家は少ないと言われておりそれほど出会いがないのかと思っておりましたが、意外にそんなことはなくて結構充実しているのではないかと考えております。更に、ベンチャーキャピタルからは簡単に出資していただけるのかと考えておりましたが、こちらは意外に使うには不便な存在であることがわかりました。単に私からはまだ遠い存在であるからかもしれません。

事業の種類によりベンチャーキャピタルが良いのかエンジェル投資家が良いのか投資家の種類も選ぶ必要があることを、身をもって知りました。

なお、コンサルティングファームもスタートアップ支援に積極的で大企業との接点を作って頂く役割をしているということも知りました。スタートアップはその定義上、お金を持っていない場合が多いため、収益化するのには苦労されている印象ではあります。

スタートアップの経営者の方々も色々な方々で、皆さん人間であるがゆえに、大企業よりもよりドラマティックな人間関係のドラマが展開されているというのが私の印象です。過去触れたと思いますが、日本ではスタートアップに集まる人材の品質は、特に若手において非常に低いのが現実です。失礼ながら経験不足のため、今は決して品質が高いとはいえない若いリソースを活用して如何に結果を出すかというテーマは、日本におけるスタートアップのチャレンジであることを身を持って知りました。

エンジニアと言われる人種が日本では、ユーザー企業ではなくてシステムインテグレーターサイドに所属している関係で、業務に詳しいエンジニアが少ないというのも課題だと思っております。日本にはもっとスタートアップが誕生するエコシステムが必要であると考えており、これは東大式FPで目指していることであり、これからもスタートアップ業界が盛り上がるように頑張りたいと思っております。

ドラゴンボール的にはどんどん強い敵(ライバルであり友達)にお会いできる世界であり私の視点では楽しくてたまらない世界ではあります。決して忘れてはならないのは、武士道であり、世の中を少しでも良くする仕組みを作るための挑戦するのが私のスタートアップ生活の中心であることと考えています。魑魅魍魎とした世界なのは事実ですが、幸い社会人経験が長い私としては充分対応可能な範囲です。

人生は一生挑戦であり、積極的に挑める幸福を堪能して参りたいと思います。

改めて、私の周りで私を支えてくれている全ての方々に感謝をしながら益々楽しみたいと思います。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO


閲覧数:20回0件のコメント

最新記事

すべて表示
bottom of page