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自律分散型の社会

自律分散型の社会というテーマについて本日は書きたいと思います。


インターネットの登場によって、社会はフラット化すると言われておりましたが、結果(現時点)の状況はGAFAMや中国のBATHなどのテクノロジージャイアントによる中央集権化、富は二極化してしまいました。当初、予測されていたようなフラット化、つまり分散型の社会とならなかったわけですが、その原因は何であったか?


色々な意見があるかと思いますが、一番の原因はインターネットでは情報を送ることはできるようになりましたが、その情報が正しいかどうかの信頼ができないという課題が明確になったことです。


信頼できない情報に対して信頼を補完するための仕組みを提供できるのは、GAFAMなどの巨大な資金を持つ組織で、巨大な組織なら必ず信頼できるのかという課題は残るものの、現在の社会はインターネットプラス巨大な組織の信頼補完で成立している状況と言えるかと思います。


再度、社会全体をもっとフラットに、貧富の格差をなくしていくために必要なことは、価値ある情報をもっと低コストで流通する仕組みを作ることでないかと私は考えており、それにより自律分散型の社会が成立していく可能性があると考えております。


価値を正確に送ることができる仕組みといえば、ブロックチェーン技術が筆頭であげられますが、テクノロジーに詳しい起業家の方々に伺うとそれ以外にもアイデアがあると聞いており、価値を正確にかつ低コストに、リアルタイムに近い形でインターネット基盤を活用して送付できる仕組みを作ること(少なくとも貢献すること)がこれまで、これからの私のチャレンジだと理解し始めている次第です。


自律分散型の社会は世界全体の貧困を減らすあるいは、なくす可能性があり、その実現のためには、価値の送金の仕組みを刷新できるかにかかっていると考えております。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO


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