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藤井流 失敗のススメ

久しぶりに講演会を依頼されたので、先日スピーチして参りました。


内容としては、日本においてデジタル化を推進するために必要なことは何かについて私の意見を述べるという内容でした。


90分間にわたり、私の過去の経験について説明をさせて頂きましたが、内容としては2つに集約されると思います。


1)小さく、高速に失敗してみる

2)自前主義から脱却する


となります。


今回の講演先が役所のような組織でしたので失敗は許されないという組織になっており、私が主張させて頂きました失敗をするということに大変驚かれたようで、かなり議論をさせて頂きました。


日本の伝統的な開発手法であるWaterfallについて詳しく歴史的な経緯も含めて説明させて頂くと同時に、私が考える失敗のススメを熱く語りました。


どんなスポーツも失敗しないと上手にはならないかと思いますが、デジタルに関しても同じことが当てはまると考えており、まずはやってみる、そしてすぐ失敗してみることがデジタルに強い組織の本質であると考えており、いろいろな事例(と言っても私が経験してきた保険業界やコンサルティング業界での実際にあったことを説明)して一部納得いただけたのかなという印象でした。


そしてもう1つのテーマですが、自前主義からの脱却についても非常に重要であると考えており、今の時代、特に、新しいテクノロジーがどんどん誕生する時代において全て自分達でやろうとすることには無理があることを説明しました。


自前でやらずに、外部の優れたアイデアや技術を効率的に取り入れることがデジタルの本質であり、自前主義を捨て、自前主義で進めることは基本的に回避することの重要性を説明致しました。


本日書いている内容は、スタートアップにはバッチリ当てはまる原則となっており、私も講演をすることで改めて、現状を見つめることができました。


講演をすることは私の現在の本業ではありませんが、やってみると自分の勉強にもなり引き受けて良かったと考えております。


藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO


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