Hideki Fujii

2020年9月21日2 分

エストニア方式のデジタルトランスフォーメーション

デジタル国家と言えば、エストニアが有名です。

いろいろな意見があり、エストニアの事例は日本には参考にならないという否定派も多いのも事実ですが、私はとても参考になると考えている擁護派の一人です。

どのあたりが良いかと言えば、

1)低コストで実現したこと

2)デジタルIDを普及させたこと

の二点がとても優れていると私は考えております。

1)低コストで実現

既に存在していた既存システムは可能な限り活かすアーキテクチャを採用しており、国全体でのデータ交換基盤としてX-Roadと呼ばれるデータ連携基盤だけ開発しながらも、高いセキュリティレベルを実現していることが素晴らしいです。

2)デジタルIDの普及

日本ではマイナンバーの普及が出来なくていろいろな不便な点がありますが、エストニアでは国民全てに配布されてしかも活用されているところが本当に凄いと思います。

エストニア擁護派の一人として、日本の国全体を変革をと言いたいところですが、そう簡単ではないことがわかっており、まずは私の得意な保険業界から賛同者を集めてエストニアの事例を参考にした、セキュアなデータ交換、デジタルIDの普及にトライしてみたいと考えております。

まずは、保険業界からトライすることで最終的には国全体に影響することができたら素晴らしいなと夢見ている次第です。

スマートコントラクトで日本にエストニア方式のデジタルトランスフォーメーションを起こすことを目指す会社である、クロスユニバーサルプラットフォーム(XUP)を今月設立してトライを開始します。

藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO

#エストニア #デジタル国家 #スマートコントラクト #低コスト #デジタルID #保険業界

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