Hideki Fujii

2021年1月25日2 分

取得した特許に対応するシステム

今回特許査定を頂いた(取得できた)ビジネスモデル特許にかかった期間はおよそ2年です。2年前に思いついたことを特許として出願できたのが1年前、その後、少し修正をして取得できたのが最近でしたので、丁度2年で取得できたことになります。

これは一般的ではないと思いますが、今回取得した特許に対応したシステムがまだ存在していない状況なので、これからの挑戦として早く具体的なシステムにしていきたいと考えております。特許の内容になりますが、所謂新しいスコアリングモデルになります。応用できる範囲は広いですが、実際にシステム化するために必要なのはデータです。即ちデータを集める仕組みを作ることができないと、システム開発依然に特許の内容が活きてこないという状況です。

そこで、考えているのがペイロールカード(ネオバンク)の普及をしていくことで、必要なデータを集めて実際にスコアリングしていくことです。なお、昨日(1月18日付)の日本経済新聞にですが関連するリリースが掲載されていました。(KDDI(au)の給与前払い、ペイロールカードの取り組みです)私が関与しているスタートアップのリリースですので、流れは少しずつ私に有利になってきていると考えております。しかし道半ばであり、まだまだこれからだということは重々理解しております。

中国のアリババとアントフィナンシャルの関係で考えると、アリババに当たるのが、クロスデジタルイノベーションであり、ペイロールカードに関連して事業提携を狙っている企業群となります。アントフィナンシャルになるのが、今回の特許を活用してスコアリングモデルを開発していく会社となります。アリババを作ることもアントフィナンシャルを作ることも両方一般的には難しいことであることは想像頂けるかと思います。

ゆえに、特許は取得したもののそれを活かすエコシステムを果たして構築できるかが私の挑戦となります。せっかく取得できましたので何とかして実現したいという情熱で頑張りたいと考えております。取得に2年かかりましたが、次の3年以内には何か具体的なスコアリングモデルを活用した実績を残すことができると信じて進めていきます。

コロナとデジタル化の流れと、ブロックチェーン(デジタルカレンシー)の登場と実現に必要な環境は整っているのは、後は私の情熱と信念と感謝(つまり仲間を呼び込めるか)が必要かと考えております

藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO

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