Hideki Fujii

2021年1月18日2 分

特許と事業提携の重要性

先述の通り、改めて思うに特許を取れた事は大きなことだと思います。

日本のスタートアップ業界の課題として、なかなか大企業には相手にされないという問題があります。最近は随分変わってきているという説もありますが、状況はあまり変わっていない印象です。

日本では新規事業を評価して投資するはずのVCですら実績主義であると伺いました。

世界のいろいろな投資家と話されてきた、著名な起業家の先輩から頂いたアドバイスとなりますが日本は、税金も高く保守的なのでスタートアップとしてトライするには良い環境とは言えないそうです。

その方は、アラブの資金などを活用して全世界で事業を展開されており、非常に世界的な評価の高い会社を経営されております。実際に提携をお願いしており、本当に事業提携できたらまたアナウンスしたいと思います。

保険業界出身の私としては、大企業側のロジックもよく理解できますので、どうしてもスタートアップの適当な世界と大企業では状況が異なるのも理解しております。

日本でのこのような状況を打開する可能性があるのが特許だと思います。特許により新規性に関してはお墨付き(つまり実績を認められたことになる)を頂いたこととなり、今後の事業展開において大企業と交渉していけるカードとなると想定しております。

なお、私が通常使っている作戦は実は特許と同じ作戦を採用しております。

先ほど登場した、実績のある起業家やスタートアップと提携してもらう作戦がそれにあたります。

これまでにないビジネスモデルに挑戦するスタートアップとしては活用できる武器(リソース)は改めて特許と事業提携かなと考えている次第です。

私がトライしている内容が将来上手く機能したら書籍にしてみたいなと夢を膨らませております。

藤井秀樹

株式会社クロス・デジタル・イノベーション 最高経営責任者CEO

#特許 #新規事業 #ビジネスモデル

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